現在担当しているのは、港区や文京区といった東京の中核エリア。日本を代表する病院が立ち並ぶこのエリアを担当できることは、プレッシャーもありますが大きなやりがいに繋がっています。でも、入社2年目ぐらいまでの私は営業として完全に落第点。出張で色んな所に行けるのが楽しくて、営業活動に身が入らずまったく成果が出ませんでした。このままではダメだと気づかせてくれたのが、当時所属していた札幌支店の先輩たちです。本当に素晴らしい方々に恵まれて、大きく変わることができました。そこからは、入社4年目で特殊浴槽の売り上げ全国1位を達成したり、社内でも販売実績の少なかった領域で大型案件を受注したり。実績を積み重ねることで少しずつ周囲の信頼を獲得し、東京支店に異動した今ではスマートベッドシステム導入に伴う億単位の案件も任されています。もちろん、大切なのは数字だけではありません。人の命、健康、医療といったかけがえのない領域でいかに貢献できるのか。常にここが、優先順位のトップです。
現実の病院は、医療ドラマでイメージするような最新設備が整っていないことがまだまだあります。だからこそ私たちの提案で改善できる余地はたくさんある。患者さんにはできる限り快適な、医療スタッフの方にはなるべく負担の少ない環境を実現していきたいと思っています。一方で、ベッドだけではなく、空間そのものを演出する力もこの会社にはあると思っています。先日、ある大学病院から「新棟建設時に新しい取り組みをしたい」とご相談いただきました。例えばお子さんからするとクリティカルケアの病室やオペ室などの機械的な感じは怖いんだそうです。幼稚園バスのように、人気キャラクターで飾られたカラフルな空間ができれば、少しは怖さを軽減できるんじゃないかと話しているところです。また東京支店は、先進的な取り組みであるスマートベッドシステムの提案数も増えています。最新技術やアイデアを導入してその知見を全国に広げていくことも、私たちのミッションです。