ストレッチ背あげを搭載。ベッド操作アプリにも対応した、より使いやすい電動ベッドです。
4段階にサイズ調節できるベッドフレームに、5タイプのベッドポジション機能、3タイプのボードが選べます。クオラONEなら、さまざまな体格や用途、そしてお部屋にフィットします。
おもな特徴
伸びあがるように起こす「ストレッチ背あげ」を採用しています。
伸びあがるように起こして、圧迫感やズレを軽減する「ストレッチ背あげ」を採用しています。上体を起こして過ごすときの姿勢の調節、起きあがるときや立ちあがるときの動作支援など、用途に合わせたポジションに調節することで、利用者様をサポートして、介護する方の負担を軽減します。
使いやすい機能で、利用者様と介護する方をサポートします。
スマートフォンと連携する「ベッド操作」アプリに対応したり、体格やお部屋に合わせてベッドのサイズを4段階に調節できるなど、利用者様にも介護する方にも、より安全に、より簡単に使えるよう工夫されています。
動画
介護用ベッド「クオラONE」紹介動画
「クオラONE」は、背あげ、膝あげ、高さ調節をはじめ、ICTを活用したアプリ連携機能などを備えた在宅向け介護ベッドです。
3モーター「連動」ボタン らくらくモーションによる起きあがり
背と膝のあげさげを組み合わせた「らくらくモーション」が利用できます。
3モーター「頭」ボタンによる背ボトムの角度調節
3モーター「足」ボタンによる膝ボトムの角度調節
3モーター「高さ」ボタンによるベッドの高さ調節
2モーション「頭」ボタンによる起きあがり(初期設定)
初期設定では背ボトムだけが動作します。
2モーション「頭」ボタンによる起きあがり(設定変更)
背と膝のあげさげを組み合わせた連動プログラムに切り替えられます。
2モーション「高さ」ボタンによるベッドの高さ調節
2モーター「頭」ボタンによる起きあがり(背ボトムのみ)
2モーター「頭」ボタンによる起きあがり(背膝連動)
2モーター「高さ」ボタンによるベッドの高さ調節
1モーター「頭」ボタンによる起きあがり(背ボトムのみ)
1モーター「頭」ボタンによる起きあがり(背膝連動)
1モーター「高さ」ボタンによるベッドの高さ調節
ラインアップ
用途に合わせて選べます。
3モーター電動ベッド(背・膝・高さ)
3モーターシリーズは「らくらくモーション」「背ボトム単独動作」の2種類の背あげ機能(起きあがり補助機能)と、膝ボトムの角度調節機能、ベッドの高さ調節機能を搭載しています。
※3モーターシリーズのみ。
背と膝を組み合わせた独自の背あげ機構・らくらくモーション
背ボトムと膝ボトムのあげさげを組み合わせたパラマウンベッド独自の背あげ機構です。背ボトムの角度調節にともなう身体のずれや圧迫感を大幅に軽減し、姿勢のくずれにくい起きあがりを実現します。らくらくモーションは「連動」ボタンで操作できます。
※3モーターシリーズのみ。
伸びあがるように起こして、圧迫感やズレを軽減する「ストレッチ背あげ」
単に背ボトムを起こすのではなくやや伸びあがるように起こすことで背ボトムと体の回転軸が近くなり、背あげによる圧迫感や体のズレを軽減します。
背ボトムの角度を単独で調節可能
「頭」ボタンを操作することで背ボトムの角度を水平から約75°まで調節できます。らくらくモーションで身体を起こした後で、背の角度をだけをお好みの角度に調整できます。
※1モーターシリーズ(高さ)以外。
膝ボトムの角度を単独で調節可能
「足」ボタンを操作することで膝ボトムの角度を水平から約30°まで調節できます。らくらくモーションで体を起こした後で、膝の角度をだけをお好みの角度に調整できます。
※1モーターシリーズ(高さ)以外。
利用者様に不自然な感じを与えにくい独自の高さ調節機能
「高さ」ボタンを操作することでベッドの高さ(ゆかからボトム上面までの高さ)を25cmから60cmまで調節できます。高さを調節することで、ベッドから立ちあがりやすくなったり、介護する方が腰に負担のかかりにくい姿勢がとれたりします。高さを調節するときに利用者様に不自然な感じを与えにくいように、利用者様の体重にかかわらず動作中の速さが変わらないように制御しています。
足がつきやすいなど、より安心感の高い低床設計
もっとも低い状態でベッドの高さ(ゆかからボトム上面までの高さ)が25cmとなる低床設計です。端座位をとったときに、背に低い方でもかかとまでゆかにつけやすくなり、万一ベッドから転落したときの衝撃を軽減できます。また、ベッドの高さをさげるときに足や周辺の物品を挟まないように、ボトムの高さが32cmになるとブザーを鳴らして一旦停止します。ボタンを押しなおすと、ブザーを繰り返し鳴らしながら最低位(25cm)まで通常よりもゆっくりとさがります。
よく使うポジションを登録、ボタンひとつで移行可能。
「メモリー」のボタン「1」「2」にひとつずつ、よく使うポジションやお好みのポジションを簡単に登録できます。ボタンを押していると、背の角度とベッドの高さが順次自動的に動作して、登録されたポジションへ移行します。
ベッドの動きがやさしく感じるソフトストップ制御
急始動・急停止するような感じや振動を抑えて、ベッドの動きが穏やかで優しく感じられるように、背・膝・高さのあげさげの動きはじめと止まる前の速さを自動制御しています。
角度制限機能
例えば、膝があがっている状態で背をあげた場合、背ボトムと膝ボトム間が約90°になるとそれ以上狭くならないように、膝を自動的にさげながら背があがります。ベッドポジションを操作するときに、背ボトムと膝ボトム間が必要以上に狭くならないように配慮した設計です。
スマートフォンと連携する「ベッド操作」アプリ
スマートフォンに「ベッド専用アプリ」をダウンロードして、スマートフォンをベッドに登録すれば、家庭内呼び出し機能、スマートフォンによるベッド操作などが利用できます。手元スイッチの呼び出しボタンを押すと、無線(Bluetooth)の届く範囲にあるベッドの登録されたスマートフォンに通知できます。ベッドに登録されたスマートフォンでは、手元スイッチと同じようにベッドを操作できます。操作画面は、使い方に合わせてボタンの大きさなどが異なる3種類が選べます。スマートフォンを活用して接触頻度の高い手元スイッチを共有しないようにするなど、衛生面に配慮した使い方も可能です。また、「ベッド操作アプリ」ではベッドの使い方を閲覧できます。手元スイッチのボタンごとにひとつづつ動画で説明しているので、初めてベッドをお使いになる方にも理解しやすくなります。
音声操作や外部スイッチ(入力スイッチ)での操作に対応
指先でボタン操作が難しい方でも、あらかじめ登録した言葉を順番に話すことでベッドの操作ができる機能と、身体が不自由な方の身体機能に対応した外部の操作スイッチ(入力スイッチ)と連携できる機能を「ベッド操作アプリ(iOS/iPadOS端末用のみ)」に搭載しています。
※別途、iOS/iPadOS端末(iPhone/iPad/iPod Touch)、外部操作スイッチ(入力スイッチ)、入力スイッチに端末を接続するスイッチインターフェイスが必要です。
大きくはっきりした文字が見やすい表示パネル付き手元スイッチ
軽量・コンパクト、手に馴染みやすい形状で使いやすい手元スイッチです。操作内容ごとに色分けされたデザインを採用し、「上がる」「下がる」ボタンを指先でも識別できるように突起を設けています。さらに表示パネルには大きくはっきりとした文字でベッドの角度や高さを表示するなど、わかりやすく正確に操作できるように配慮しています。
用途に合わせて格納できるオプション受
ベッドの両側にオプション受を設け、ベッドサイドレールなどの適合するオプション製品を取付けられます。オプション受はオプション製品を誤った向きに取り付けられないように設計されています。オプション製品を使用しないときにはオプション受をボトムの下に格納できます。ベッドの側面に出っ張りがなくなるので、足が降ろしやすくなったり、車椅子を近づけやすくなったりします。また、より壁に寄せてベッドを設置することができます。
体格やお部屋に合わせてベッドのサイズ調節が可能
ベッド本体の長さをレギュラー/ミニのいずれかに設定でき、幅を91cm幅/83cm幅のいずれかに設定できるので、4つのサイズから用途に合ったサイズに設定できます。
※91cm幅用のボードと83cm幅用のボードではサイズが異なります。必ずベッド本体で設定した幅に合わせたボードを取り付けてください。
「事業者サポート」アプリ
福祉用具貸与事業者様の業務をサポートするスマートフォンアプリを用意しています。このアプリでは、レンタル時に適切な福祉用具を選んでいただけるように、福祉用具選定理由に関する情報を提供しています。また、納品時の説明に便利な操作説明動画、メンテナンス時に役立つ目視点検項目リストアップ、ベッドの電気回路の自動点検機能、点検シートの作成サポートプログラムなど、ベッドを正しく安全に使っていただくためのサポートプログラムを揃えています。
JIS認証を取得
柵(ベッドサイドレール)などの適合するオプション製品を取り付けた時にできる”すき間”についてJIS規格に定められた寸法を遵守しています。またその組み合わせについて在宅用電動介護用ベッドに関するJIS規格(JIS T 9254)の認証を取得しています。
※JIS規格に規定された品質要求事項に適合し、製造品質管理体制が省令等に定められた基準を満たすことを、認証機関であるJQA(日本品質保証機構)により認証された製品です。