練馬区での「眠りSCAN」活用モデル事業の結果報告 夜間の状況を可視化、職員向けアンケートで心理的負担に改善
パラマウントベッド株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:木村友彦)は、練馬区および練馬区介護サービス事業者連絡協議会との協定に基づき、2025年7月から12月に実施した、在宅介護の負担軽減を目的とするモデル事業の結果を報告します。
本事業では、介護サービス事業所の職員と利用者本人・家族の負担軽減を目的に、非接触型睡眠計測センサー「眠りSCAN」を在宅介護の現場に導入しました。これまで把握しにくかった夜間などの睡眠・覚醒・離床の状況をデータで確認し、その活用方法と効果を検証しました。職員向けアンケートでは、導入前に感じていた心理的負担に改善がみられました。また、得られた情報がアセスメントやケアプランの検討に役立ったとの回答や、家族が在宅生活の継続を判断する材料となった事例が報告されています。
(1)モデル事業の概要
検証の対象は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護と居宅介護支援の事業所です。2025年7月から9月は、機器を設置して睡眠データを取得しながら従来どおりのケアを実施しました。10月から12月は、取得したデータを協力事業所へフィードバックし、ケアプラン等の見直しや、データを参考にしたケアを必要に応じて実施しました。
検証機器:非接触型睡眠計測センサー「眠りSCAN」
検証対象:①定期巡回・随時対応型訪問介護看護 ②居宅介護支援事業所
検証期間:2025年7月~12月(6カ月間)
(2)主な結果
・介護職員等の心理的負担と業務への活用
職員向けアンケートでは、導入前にあった心理的負担が導入後に改善していました。報告書では、これまで見えなかった時間帯の利用者の状況に客観的なデータが加わることで、介護職員等の不安の軽減や業務の効率化に寄与したと考察しています。また、随時の訪問回数の減少を成果の一つとして挙げています。
・生活実態を踏まえたアセスメント
介護職員等からは、夜間の睡眠・離床の状況や、一人で過ごしている時間など、従来は把握しにくかった生活実態を確認できたとの回答がありました。得られた情報は、アセスメントやケアプランを検討する際の参考になりました。
・家族の安心と在宅生活の継続判断
家族からは、普段は見えない睡眠状況をデータで確認でき、安心したとの声が寄せられました。介護職員等からは、データを基に家族と今後の生活を話し合い、施設入所ではなく在宅生活を続ける判断につながった事例も報告されています。
(3)今後に向けて
本事業では、在宅介護で把握しにくかった時間帯の状況をデータで確認できること、ケアの判断や関係者間の情報共有に役立てられることが示されました。一方、利用者への説明と同意、プライバシーへの配慮、設置環境や機器の管理など、継続的な活用に向けた課題も確認されました。
今回得られた結果を踏まえ、利用者と介護を担う方々の双方にとって役立つ活用方法を検討してまいります。
本モデル事業の最終報告書は、以下からご覧いただけます。
【最終報告書PDF】
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パラマウントベッド株式会社 広報部
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