お知らせ

2021.01.12

排泄ケアシステム「Helppad」と見守り支援システム「眠りSCAN」の連携を開始

 当社は、株式会社aba(千葉県船橋市、代表取締役:宇井吉美 以下「aba」)と共同で開発した、おむつ交換の適切なタイミングをお知らせする排泄ケアシステム「Helppad(ヘルプパッド」、と見守り支援システム「眠りSCAN(スキャン)」のシステム連携を2月中旬に開始します。

 

 「Helppad」は、マットレス上に敷く独自のセンサーで検知した「におい」から、人工知能が尿や排便などを判定し記録した排泄パターンを基に、おむつ交換の適切なタイミングを専用受信機へお知らせする排泄ケアシステムです。適切なタイミングでの排泄介助は、排泄介助業務の効率化や利用者への提供サービスの質向上につながります。

 

 「眠りSCAN」は、マットレスの下に設置したセンサーにより、利用者の呼吸・心拍数、睡眠・覚醒状態、起床・離床状態などをスマートフォン等の各端末で把握できる見守り支援システムです。遠隔での利用者の状態確認や、睡眠などの生活状況を週次や月次で把握できるため、スタッフの業務負担軽減や入居者の生活習慣の改善などを目的に、医療・介護施設で約6万台利用されています。

 

 今回のシステム連携では、「Helppad」で予測したおむつ交換の適切なタイミングを、利用者の状態を一覧で確認できる「眠りSCAN」の閲覧画面に表示させます。これにより、睡眠・覚醒状態やおむつ交換が必要なタイミングなど両システムで把握した利用者情報を、「眠りSCAN」の端末画面一つで確認できるため、スタッフのさらなる業務効率化を図ることが可能です。