睡眠学会で「更年期症状と睡眠」の成果発表

 パラマウントベッド睡眠研究所の研究員・塩貝有里が、7月18日〜19日に横浜で開かれた日本睡眠学会第48回定期学術集会で研究成果を発表しました。
 塩貝は「睡眠と関連する更年期症状についてのカウンセリングによる睡眠改善効果の検討−更年期の就労女性を対象として−」の筆頭発表者として、一般演題で口頭発表を行いました。


塩貝が登壇。

 本研究は更年期症状がある40代・50代の就労女性30名を2グループに分けて介入度が違う改善プログラムを提供した比較調査で、「更年期症状についての動画学習と睡眠計測による自身の睡眠の可視化だけでも睡眠改善効果があり、カウンセリングとセルフケア用品の提供を組み合わせると、さらに主観的な改善への効果が高まることが示唆された」との結果を示しています。会場からは「大変興味深いテーマ」と複数の感想や質問が寄せられました。


質疑応答。

 ほかにもパラマウントベッド睡眠研究所が関わっている研究が口頭とポスターでそれぞれ発表されました。