2017.12.21
【新製品】業界初 見守りセンサー内蔵型の超低床電動ベッド「エスパシアシリーズ」を発売
~ 業務効率化・安全性向上機能を強化 ~
当社は見守り支援システムとの連携を強化した次世代型医療・介護施設向けベッド「エスパシアシリーズ」を2018年1月9日に発売します。
「エスパシアシリーズ」には、大型タッチパネルでベッドに搭載されるすべての機能を操作・確認できる「ベッドナビ」を搭載しました(一部機種はオプション)。この「ベッドナビ」では、起き上がりや離床などの動作を通知する「離床CATCH」の操作や、「眠りSCAN」(別売)によるベッド利用者の睡眠・覚醒の状態、心拍数、呼吸数などの測定結果の表示ができます。近年、普及が進んでいる見守り支援システムとの連携機能を強化しました。
ベッドの起き上がり動作には、ベッド全体が傾き足先が下がった姿勢が取れる「カインドPLUSモーション」を採用(一部機種)。従来の背ボトムだけを動かす背上げに比べて起き上がった際の身体のずれ幅を約25%削減しました。ずれや圧迫感を大幅に軽減した起き上がりにより、床ずれリスクが少なく離床のしやすい快適な座位姿勢をとることができます。
ベッドの最低床高は、万一の転落時の衝撃緩和を考慮して当社従来品より12%低い22cmタイプと、さらに安心感を高める超低床の15.5cmタイプを用意。見守りセンサー ⃰ を内蔵した超低床タイプ(最低床高20cm以下)のベッドは業界初となります。他にも、利用者の安全性向上と看護・介護スタッフの使い勝手・業務効率化を目指した機能を盛り込みました。
ラインアップは、機能、最低床高、ベッド幅、デザインなどの組み合わせにより、合計234通り。希望小売価格は485,000円(税別)から。販売目標は年間5万台です。
⃰ 見守りセンサー:利用者がベッドから起き上がったり離れたりするのを察知して遠隔の職員等に通知する介護ロボットの一種。「エスパシアシリーズ」はベッド内蔵型離床センサー「離床CATCH」搭載機種をラインアップしています。