お知らせ

2015.07.08

医療施設向け主力ベッド 「メーティスシリーズ」をフルモデルチェンジ

~ベッド全体が傾く新しい背上げ機構を採用~

 

 パラマウントベッド株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:木村恭介)は、2003年の発売以来約20万台の販売実績を持つ、より高い安全機能を装備した医療施設向け主力ベッド「メーティスシリーズ」をフルモデルチェンジし、「メーティスPROシリーズ」として2015年10月1日、発売します。

 

 今回のフルモデルチェンジでは、当社在宅介護用ベッド「楽匠Zシリーズ」で初めて採用した、ベッド全体が傾く新しい背上げ機構を、動作時間を最大で48%短縮するなどさらに進化させて搭載しました。従来の背上げ動作に、ベッド全体が傾く動きを加えることで、起き上がり時の身体のずれや圧迫感を大幅に軽減し、背上げ後の姿勢を安定させます。この背上げ機構では、足先が座面よりも下がるため、上体が動かしやすくなるほか、離床のしやすさも向上します。
 また、フレームの素材や構造を見直すことで当社従来品に比べ約10%、軽量化しました。さらに、キャスターの形状やベッドの重量バランスを見直すことで搬送性を向上。当社従来品に比べてベッドを動かす際(初動)に必要な力を約20%削減するなど、ベッド搬送業務の負担軽減を図りました。
 ベッド内蔵のセンサーにより、利用者の起き上がりなどの状況をナースステーションなどに通知する機能「離床CATCH」は、ベッド上に利用者がいない状態でも設定できるようになるほか、意図しない電源遮断があった場合でも復旧後に再設定する必要がなくなるなど、使い勝手が向上しました。

 希望小売価格は70万円(税別)から。販売目標は年間28,000台。発売に先駆けて、本年7月15日から3日間、東京ビッグサイトにて開催される「国際モダンホスピタルショウ2015」に出展します。

ニュースリリース(164KB)