お知らせ

2015.09.03

分娩用ベッドの販売を開始

~周産期領域の製品ラインアップを強化~

 

 パラマウントベッド株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:木村恭介)は、ベッドとしても分娩台としても使用することができる、陣痛分娩回復室(LDR室)向けベッド「アフィニティⅣ」(米国・ヒルロム社製)の販売を、9月10日に開始します。

 

 パラマウントベッドは、周産期・小児医療分野への本格参入の第1弾として新生児用ベッド等を開発し、8月から発売。今回、第2弾としてLDR室向けベッドの販売を開始します。

 

 LDR室向けベッドは、通常はベッドとして、分娩時には足ボトムを取り外すなどにより分娩台として使用することができるベッドです。LDRはLabor(陣痛)、Delivery(分娩)、Recovery(回復)の略語で、陣痛から回復までを移動せずに1つの部屋で行う出産方式。出産前後の移動回数が少なく済み、妊産婦への負担を減らすことができます。
 「アフィニティⅣ」は、機能性と快適性の両立が図られたLDR室向け電動ベッドです。陣痛時のより快適な姿勢や分娩しやすい体位に対応できるよう、ベッドの座面が背上げに連動して上がるほか、分娩時に足底を支えるフットサポートやふくらはぎを支えるカフサポートを装備しています。
 また、マットレスに適度な厚み・やわらかさを持たせるなど、寝心地にも配慮されています。
 さらに、緊急時にすみやかにベッドを水平に戻すための操作レバーや、停電など電源供給がなくなった場合にもベッド操作が可能なバッテリーを搭載するなど、安全性も考慮されています。
 機種は、足ボトムの構造、マットレスの形状、カフサポートの有無等の組み合わせにより16種類をラインアップ。価格はオープン。

ニュースリリース(168KB)