2024.03.26
当社ベッドサイドケア情報統合システムが医療機関向けスマートフォンと連携開始~「医師の働き方改革」が始まる医療機関で業務効率化を支援~
パラマウントベッドが提供する、各種情報機器をつなぎ見守りができる「スマートベッドシステム™」と株式会社フロンティア・フィールド(東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:佐藤康行)が開発・提供する医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」を6月1日より連携開始します。
「スマートベッドシステム」は、各センサーから得られた睡眠・覚醒、呼吸数、心拍数(※1)など様々な情報を集約し、ベッドサイドやスタッフステーションの端末に表示します。また、電子カルテシステムをはじめとする医療情報システムや各種測定機器と連携することで患者情報の一元管理を実現し、医療従事者の記録業務の負担低減に貢献します。
当社は2023年5月からCVC ファンド「PARAMOUNT BED Healthcare Fund」(※2)を通じて医療関連スタートアップのフロンティア・フィールド社に出資しており、このたび同社が開発する医療機関専用スマートフォン「日病モバイル」と「スマートベッドシステム」を連携し、医療法人せいわ会 大阪たつみリハビリテーション病院(大阪府大阪市)に納入します。
本連携により、看護師がベッドサイドやスタッフステーションに常駐することなく日病モバイル端末で患者のベッド上の動きや生体情報等を確認することができることから情報共有やケアの効率化を実現し、今年4月から「医師の働き方改革」が始まる医療機関の業務効率化を支援してまいります。
※1 呼吸・心拍に相当する体動から算出した推定値をそれぞれ呼吸数・心拍数と表現しています。
※2 2022年10月にSBIインベストメント株式会社と共同で設立した、医療・介護・健康の各領域に強みを持つ国内外の有望なスタートアップ企業を投資対象とするCVCファンド。
スマートベッドシステムイメージ。
スマートベッドシステムの端末表示画面イメージ。