お知らせ

2016.04.20

マッスル社のロボット介護機器の販売を開始

~‘お姫様だっこ’でやさしく移乗~

 当社は、マッスル株式会社(大阪市中央区、代表取締役:玉井博文)と、同社の高い制御技術を活用したロボット介護機器「ロボヘルパーSASUKE(サスケ)」の販売契約を本年4月7日に締結、同製品の販売を6月上旬に開始します。

 

 「ロボヘルパー SASUKE」は、ベッドと車いす間を抱き上げるように移乗させることのできるロボット介護機器です。簡単な操作と安心感のある移乗方法で移乗時における介助者、被介助者(以下、本人)双方の負担の軽減を目指しています。移乗時の安定感を得やすいよう、本人は、横になって両腕で抱き上げられる、いわゆる‘お姫様だっこ’のような形で持ち上げられたあと、負担少なく座位等へ姿勢を変え、移乗先に移ることができます。また操作は、高いモーター制御技術の採用により、動かしたい方向にレバーを倒すだけで直感的に行えるよう工夫されています。
 外観デザインは、世界的に著名なプロダクトデザイナーである喜多俊之氏によるもの。やわらかさと洗練さを併せ持つデザインです。
 価格はオープン。

 

 なお当製品は、経済産業省から補助を受けて公益財団法人テクノエイド協会が実施した「ロボット介護機器導入実証事業(ロボット介護推進プロジェクト)」に採択され、当事業による導入事例報告書(平成27年2月発行)に実際の介護現場での有用性が報告されています。

 

【背景】ベッドから車いす、車いすからベッドなどへ移ること(移乗)は本人の自立促進のためにも大切です。しかし人の手による移乗は介助者にとっても本人にとっても負担の大きい介護の一つでもあります。移乗時の負担軽減をサポートするため、当社では移乗関連製品の取扱機種を増やして参りました。より安全・安心な介護環境づくりを目指し、このたび「ロボヘルパー SASUKE」を取り扱うことで移乗関連製品のラインアップ拡充を図ります。

 

※当製品は、4 月21 日から3 日間、インテックス大阪にて開催される「慢性期医療展2016」に出展します。

ニュースリリース(PDF 206KB)