2021.01.12
排泄ケアシステム「Helppad」が介護の情報管理システム「SCOP」と連携を開始
当社は、株式会社aba(千葉県船橋市 代表取締役:宇井吉美 以下「aba」)と共同で開発した、おむつ交換の適切なタイミングを通知する排泄ケアシステム「Helppad(ヘルプパッド)」と、社会福祉法人善光会(東京都大田区 理事長:梅田茂、以下「善光会」)の介護事業者向け情報管理システム「スマート介護プラットフォーム”Smart Care Operating Platform”(以下『SCOP」)」のシステム連携を1月下旬に開始します。
「Helppad」は、マットレス上に敷く独自のセンサーで検知した「におい」から、人工知能が尿や排便などを判定し記録した排泄パターンを基に、おむつ交換の適切なタイミングを専用受信機にお知らせする排泄ケアシステムです。適切なタイミングでの排泄介助は、排泄介助業務の効率化や利用者への提供サービスの質向上につながります。
「SCOP」は、介護記録業務の支援や、当社の見守り支援システムなど介護ロボットとの連携機能を備えたクラウド型の情報管理システムです。複数の介護ロボットと連携しており、施設利用者のヘルスケアデータを一元的に可視化します。
今回のシステム連携は、「SCOP」の各端末画面で「Helppad」が予測したおむつ交換の適切なタイミングを確認することができます。「SCOP」の端末画面にて、介護記録業務やおむつ交換の適切なタイミングなどを一元管理することで、スタッフの業務の効率化を支援します。
2019年3月より善光会の運営施設にて「Helppad」を導入し、効果的に活用する業務オペレーションや、データの管理記入などの使いやすさなどの改良を行い、今回のシステム連携を実現しました。