お知らせ

2020.11.27

見守り支援システムとインカムシステムの連携機能を発売

 当社は、見守り支援システム「眠りSCAN」と株式会社ティービーアイ(東京都中央区、代表取締役社長:金元鏞)のインカムシステムとの連携機能を11月27日に発売しました。これにより、利用者の離床など「眠りSCAN」で検知した情報を音声に変換し、インカムを通じたスタッフへの一斉通知が可能となります。

 

 開発背景  

 睡眠状態やベッドからの起き上がりなどを把握できる見守り支援システムとして、数多くの医療・介護施設で利用されている「眠りSCAN」。ベッド上での利用者の状態変化を、スタッフが携帯するスマートフォンなどの端末画面に表示させます。

 一方、株式会社ティービーアイのインカムシステム「クリアトークカム」は、マイク付きイヤホン端末を身体に装着して、スタッフ間での一斉通話が可能です。

 両システムを併用している顧客より、一つの端末で「眠りSCAN」で検知した情報を音声で通知させ、一斉通話もしたいという要望を受け、当システムの開発に至りました。

 

 連携機能 

 連携機能では、「眠りSCAN」にて検知した覚醒状態、起床、離床、呼吸数、心拍数などの情報を音声データに変換します。例えば「201号室の○○さんが、起床しました」と、スタッフに通知します。各スタッフは、ハンズフリーで同時受信と通話ができるため、利用者の介助などの別作業を行いながら、通知された利用者への対応方法を確定し音声で指示するなど迅速に判断し行動できます。端末の操作方法は、電源を入れると音声通知を受け取り、「会話」ボタンを押すだけで通話できるなど簡便化されています。価格はオープン。