お知らせ
2020.10.28
AIによる行動検知・予測アルゴリズムの開発に着手
~医療・介護用ベッド利用者の転倒転落対策~
パラマウントベッド株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:木村友彦)は、ギリア株式会社(東京都台東区、代表取締役社長 兼 CEO:清水亮)と共同で、画像検出技術と過去に得られた医療・介護に関する知見を組み合わせ、ベッド上の利用者の動作認識や転倒転落などの行動を検知・予測するAIアルゴリズム(手法)の開発に着手しました。
当AIアルゴリズムは、医療・介護用ベッドに設置されたカメラによる画像情報から、AIを用いて時系列に起きた事象を把握することで、利用者の状態や動作認識のほか行動予測を行います。動作認識や行動予測された情報は、モニターなどの端末画面に表示されます。居室ではなくベッドにカメラを設置するため、医療・介護スタッフは環境を選ばず利用者の状態把握が可能になります。当AIアルゴリズムは、ベッドからの離床などの行動も予測するため、転倒落事故のリスク軽減に貢献します。
当社は、今後より精度の高い行動予測を行うことで、利用者の安全性の向上と医療・介護スタッフの業務効率化が図れるよう研究開発を進めていきます。
尚、10月28日~30日に幕張メッセで開催されるAIに特化した専門展「AI・人工知能EXPO【秋】」のギリア株式会社のブースにて、本内容のパネル展示を行います。 ※「AI・人工知能EXPO【秋】」に関する詳細はこちら→
■お問い合わせ先
パラマウントベッド(株) 広報部 鈴木
TEL:03-3648-1111