2020.06.17
【新製品】リモートで介護を支援する在宅向けベッドを発売
~背上げ姿勢を追求した新機構を搭載~
当社は、在宅向け介護用ベッドの新製品「楽匠プラスシリーズ」を8月3日に発売します。同製品は、累計26万台の販売実績をもつ介護用ベッドの主力製品「楽匠Zシリーズ」(2014年1月発売)の後継機種となります。
「楽匠プラスシリーズ」は、利用が多い背上げ機能を徹底的に見直し、背だけでなく骨盤も起こす背上げ機構〔特許出願中〕を搭載しました。背上げによる骨盤の後傾を抑え、利用者は安定した背上げ姿勢をとることができ、立ち上がり動作や食事がしやすくなります。また、利用者の臀部と大腿部それぞれに合うように床板の形状や長さを変更したことで、背上げ時の身体のずれ量を軽減します。
利用者向けとレンタル事業者向けにスマートフォン用の専用アプリを用意しました。利用者向けアプリでは、スマートフォンでのベッド操作が可能となり、さらに利用者から家族や介護者への呼び出し通知を確認することができます。オプションのセンサーデバイスと連携することで、遠隔でも利用者の状態やベッドの利用状況を把握できます(センサーデバイスは2020年11月発売予定)。感染防止等への配慮として、離れたところからの操作や確認機能を充実させました。
レンタル事業者向けアプリでは、事業者が利用者宅訪問時にベッドに異常がないか点検する機能などを装備しました。その他、レンタル事業者向けの配慮として、ベッドを構成するフレームの長さ、幅などの共通化を図りました。従来機種に比べ最大約42%少ない在庫量で対応できるようになり、保管スペースの効率化につながります。
価格はオープン。今年度の販売目標台数は26,000台。
楽匠プラスシリーズ スマートフォンでのベッド操作の画面