2019.11.19
【新製品】 重症患者対応から立位支援まで行う急性期医療向け電動ベッド「アリウスシリーズ」を発売
当社は、重症患者のサポートから早期回復に向けた立位支援まで対応し、さらに医療スタッフ業務の効率化を図る機能を強化した急性期医療向け電動ベッド「アリウスシリーズ」を12月2日に発売します。
ICU(集中治療室)など急性期医療においては、救命治療に加え、回復に向けた離床動作訓練など早期のリハビリテーションが重要になっています。
「アリウスシリーズ」は、合併症予防や身体機能回復のために、重症患者が寝ている姿勢から座った状態に近い姿勢をとれるよう、ベッド全体が傾き足先を下げながら背上げをする機構を搭載しました。背上げ時も全面を覆う柵を装備したことで姿勢が安定しない重症患者が両側から転落するリスクを軽減します。また、高精度な体重測定機能により、患者のわずかな体重変化を確認することができます。さらに早期リハビリのために、患者が床に足底をつけベッドサイドで座る姿勢(端座位)がとれる低い床高に調節でき、立位を支援する手すり「離床グリップ」が取り付けられるようになりました。全面を覆う柵を備え、低床且つ手すりが付く急性期医療向けベッドは業界初となります。
また、スタッフのベッドサイド業務効率化のため、ベッド、体重測定、床ずれ防止エアマットレスなど各操作機能を頭側の柵に集約させました。さらに、軽量化と省スペース構造にすることでベッドの搬送性を高めています。
「アリウスシリーズ」は、早期回復を支援することで入院日数の短縮化や患者の社会復帰に貢献し、同時に医療スタッフの業務をサポートします。
ラインアップは、機能、カラーバリエーションなどの組み合わせにより合計10種類。価格はオープン。詳細は別紙の通りです。
なお、本製品を医療福祉分野の総合展示会「HOSPEX Japan」(会期:11月20日から22日までの3日間、会場:東京ビックサイト)に出展いたします。