お知らせ

2018.11.01

【新製品】 リハビリ用 足底圧センサー

~歩行の「見える化」で効率的な歩行改善へ~


 当社は歩行訓練時の足底にかかる圧力の状況をリアルタイムで表示・記録ができるリハビリテーション用足底圧センサー「Waltwin(ワルツイン)」を11月22日に発売します。
 

 足底圧センサー「Waltwin」は、脳卒中や整形疾患、パーキンソン病などにより歩行機能に障害を負った患者の歩行訓練をより効果的に行うための製品です。インソール(靴の中敷)タイプのセンサー、無線通信機能をもつ中継ボックス、計測状況を表示・記録するタブレットPCで構成され、患者の履いている靴にインソールタイプのセンサーを入れてふくらはぎに中継ボックスを装着するだけで、歩行時の足底圧状況をタブレットPCに表示され、通常は目視できない足底圧の状況を客観的に把握できます。測定した内容は、患者、日付、動作などの項目ごとに整理して保存され、時系列での変化などさまざまな形式で表示することで、データに基づいた具体的なフィードバックが可能となります。より効果的なリハビリプログラムを作成できるほか、医師や介護職などの多職種間で情報を共有して、福祉用具選定の検討や介護計画の作成などにも役立てることが期待されます。
 価格はオープン。販売目標は年間300セット。主な特長はリリース別紙のとおりです。
 なお本製品を、11月2日から3日間、仙台国際センターで開催される第2回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会の企業展示に出展します。


 

 「Waltwin」は、医療リハビリ・介護分野を中心にプロトタイピング(試作開発、実証試験)へ注力しているリーフ株式会社(福岡県北九州市、代表取締役社長:森政男、当社出資比率2.9%)との共同開発製品です。当社グループは、リハビリ機器分野を新規事業における注力分野の一つととらえ、投影された映像にあわせてトレーニングするリハビリテーションシステム「Fieldo(フィールドゥ)」を2016年に開発・販売したほか、2017年からはトヨタ自動車が開発したリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW-1000」の営業窓口業務および設置・修理対応などのサービス業務を行っています。今後も同分野における事業を積極的に推進してまいります。



Waltwin(ワルツイン)使用イメージ

ニュースリリース