体重設定から体位変換、姿勢保持を
全自動で行う床ずれ防止エアマットレス
自動体位変換機能付きエアマットレスを使用する上で、多くの方が心配する「ずれ」「転落」を予防。
独立した4つのエアセルで自動的に体位変換をおこなう「スモールフロー機能」や、
背あげしたときの姿勢保持をサポートする「バックサポート機能」などを自動的に実行します。
電気コードを差し込むだけで、
エアマットレスのかたさ調節も体位変換も全自動。
全自動運転は、ここまで進化。
床ずれ防止機能や、自動しっかり機能を新搭載。
胸郭、臀部、大腿部の湾曲に沿わせるオリジナル形状のスモールフローセルを新開発。頭側は肩甲骨外側の縁に沿わせるように、足側は骨盤を包み込むように配置し、身体とのフィット感を高めています。
スモールフローセルを、胸部や臀部の左右、計4ヵ所に配置しています。各セルは同時に動作せず、1つずつ独立して動きます。
胸部に配置されたスモールフローセルが、胸郭を両側から支えて、背あげしたときの上半身のふらつきを抑えることで、ベッドからの転落を予防します。
臀部に配置されたスモールフローセルが、床ずれリスクの高い臀部を両側から包み込み、身体の接触面積を拡大させて体圧分散性を向上します。また大腿部の裏側を支えて足側への滑り落ちを防ぐことで、床ずれの要因となる身体のずれ落ちを軽減します。
スモールフローセルの内圧が一定値を超えると、空気の供給を中止します。体圧の極端な上昇やエアセルによる挟まれ感を軽減します。
※ONに移行する時間は3秒~10秒になります。
■ご利用者様が端座位をとれるかたさへ(通常の約2倍のかたさ):約1分
■ 医療・介護スタッフが乗っても大丈夫なかたさへ(通常の約4倍のかたさ):約2分
下層ウレタンクッションをはさんで配置した寝位置センサーが、ウレタンクッションの沈み込みを計測して姿勢を判定。必要な際に自動しっかり機能を作動させます。
優れた体圧分散性能を実現し、
自然な寝心地、マットレスの扱いやすさにも配慮。
パラマウントベッド製マットレスにおいて、もっとも高い体圧分散性を発揮しながら、エアセルの凹凸感を感じさせにくい自然な寝心地を備えています。
さらに、スタッフの作業軽減に配慮し、エアマットレスをより簡単に、より安全に扱えるような機能を搭載しています。
底づきを予防するために、最下層に4cmのウレタンクッションを配置しています。これにより、エアセルをより一層やわらかくでき、体圧分散性を向上しています。
3連圧切り替えにより、エアセルの内圧を2つおきに順番で低くしたり高くしたりすることを繰り返して、同じ部位に圧力が加わり続けないように動作します。
エアセルを3本ずつ連結させてユニット化させた設計です。各ユニットの自立性が高いので、身体を横たえた際にもエアセルの折れ曲がり、倒れが起きにくくなりました。そのためエアマットに特有なエアセルの凹凸感が少なく、ウレタンマットレスに近い安定した寝心地を実現しています。
マットレスの四隅に、ループ状のシーツストッパーを付けているので、シーツの端を巻き込むだけで固定できます。体圧分散効果が損なわれないように、シーツの張り具合を簡単に調節できます。
耐荷重を180㎏に設定。体重180㎏の方でも底づきせずに使用できます。
電気の供給が途絶えると、自動でエアの漏出を防ぎ、約2週間はマットレス内のエアを保持。災害などにより電源が確保できない場合にも安心です。
緊急時には、ポンプからカプリングを外すことでマットレス内のエアを素早く排出して、迅速にCPRへ移行できます。
エアセル、ポンプ、寝位置センサーはカバーから取り外しやすくメンテナンスが簡単です。また、ポンプ部と寝位置センサー部には防水カバーを設け、そこに電装部品を集約することで防水性にも配慮しています。
電源コードのみの交換が可能な着脱式です。両側にロックを付けており、不意の外力で抜けにくい仕様です。
電源を入れるとかたさ自動運転機能がスタートするため、特に操作は不要です。操作パネルでは、スモールフロー設定ボタンを押して個別にセルの動作を中止させたり、しっかりモードボタンを押して任意のタイミングでマットレスをかたくすることが可能です。